ガラスびんを未来の資源へつなぐ「カレット製造」
人類とガラスの歴史は古く、紀元前3000年頃にメソポタミア・エジプトで、ガラス細工が誕生しています。そ紀元前1500年頃にはガラス容器が作られ、普及していきます。
遺跡の出土から日本では、紀元前300年から400年頃には、ガラス製品があったようです。その後しばらく、隆盛期が続いたものの衰退し、室町時代の南蛮貿易で西洋のガラスが伝わったことにより、新しいガラス文化が始まります。江戸時代後期より明治時代にかけ、ガラス容器が普及しました。その後、海外の技術を取り入れることにより、ガラスびん産業が発展し1990年にはガラスびん容器のピークを迎えます。
現在では、他素材の容器への移行により、減少傾向にあります。しかしながら、水平リサイクルが可能な容器であること、ガラスの素材特性による中身飲料への安全性、ガラスびんという存在感。この優秀な容器を未来へつなぎ、持続可能な社会に向けてガラスびんの可能性を広げていきたいと思っています。
当社は、役目を終えて回収された「ガラスびん」を専門に、再びガラス製品の原料として使用できる「カレット」へと再生する事業を行っています。
ガラスびんは、正しく処理をすれば「何度でも生まれ変わることができる」きわめて優秀なリサイクル資源です。私たちは、長年の技術とノウハウを用いて、不純物を取り除いたカレットを生産し、持続可能な循環型社会の実現に貢献しています。
三栄ガラスの循環プロセス
1. 回収・受入
各地から役割を終えた多種多様なガラスびんが集まります。これらを再資源化の第一歩として、責任を持って受け入れます。
2. 選別・異物除去
ガラス以外の素材(キャップ、ラベル、陶磁器など)や、色の異なるガラスを丁寧かつ確実に取り除きます。カレットの品質を左右する、最も重要な工程の一つです。
3. 粉砕・カレット化
選別されたガラスびんを安全かつ適正なサイズに粉砕し、洗浄・加工を経て、新しいガラスびんと同等のクオリティを持つ「ガラスびん再生原料」へと仕上げます。
4. 再び、新しいガラスびんへ
完成したカレットは、製びんメーカー様の製造工場へと出荷されます。これにより、限りある地球の資源を無駄に消費することなく、また新しいガラスびんへと鮮やかに生まれ変わります。
私たちの強み
ガラスびんへの専門性
びん専門だからこそできる、素材の特性に応じた最適な処理と高い生産性を誇ります。
徹底した品質管理
異物の混入を極限まで防ぐことで、製びんメーカー様がそのまま安心して使用できる最高水準のカレットを提供しています。
確かな環境貢献
天然資源の節約だけでなく、カレットを使用することで、新しいガラスをゼロから作るよりも製造時のCO2排出量を削減することに成功しています。
